全ての問題の原因は、「人間関係の問題」だ。人間関係の問題を突破する新しい解決策とは?
皆さんこんにちは神星たかとです。
本日は、人類が最も乗り越えなければならない課題である「人間関係の問題」、そして、そのさらに深い次元にある「観点の問題」について、今回は非常に簡単にお話しさせていただきたいと思います。詳しいお話はまた今度です。まずは、概要だけでも掴んでいただければと思います。
私たちは生きていれば、様々な問題と出会います。
例えば、職場にむかつく人や苦手な人がいたりして、そういった人と話すことが億劫になったり。
また、なかなか思うようにお金が稼げず、将来自分が幸せになれるのか不安を感じてしまったり。
そして、大事にしたい人である家族やパートナーや友人と、ぎくしゃくしてしまったり、ときには真剣に関係性で悩んだりすることがあるでしょう。
また、やりたいことがわからなかったり、また、やりたいことがあったとしても、それが心からやりたいと思っているわけではなかったり。
このような問題が、社会には多くあるのではないでしょうか。
以前話題になったアドラー心理学では、
これらの問題の原因は、人間関係の問題だと言っています。
例えば、職場で問題が起きたとき、それは人と人との関係性の間で問題が起きているということです。
またお金がなくて不安と言うのも、人間関係において信用を得ていないだろうという思考出発のもと、信用であるお金を持たなくては将来生きていけないだろうと思いが走ることから由来しています。
では、この人間関係の問題は、どれぐらい深刻な問題なのでしょうか?
先ほど、家族の問題や職場の問題や夢の問題について話をしましたが、
より視野を大きく広げれば、国家間が協力がしあえず絶え間ない思想戦争を繰り返してしまう問題があります。
このような問題は、全て人間関係の問題から生まれていると言うことができるんです。
そんなにも深刻な人間関係の問題とは、一体なんなのでしょうか。
私はこのように定義をします。
人間関係の問題とは、「人間それぞれが、自らの経験体験を基にした判断基準に観点固定していることで、摩擦衝突をしてしまう現象」だと規定します。
当たり前のことではありますが、日本の歴史文化と韓国の歴史文化は、全く異なるものです。
日本には日本の歴史認識があり、韓国には韓国の歴史認識があります。
ですので、1つの戦争見たとしても、国によって全く異なった解析がされているのです。
これは、お互いが自分の判断基準を手放していないことが原因にあります。
この韓国と日本と同じ現象が実は身近なところでも起きています。
例えば、大事な人や職場の上司友人家族そのような人たちとのいざこざや摩擦衝突も、全て先程のようなお互いが観点固定をし続けているからこそ起こりえる問題です。
では、この人間関係の問題から自由になるためには、何が必要なのでしょうか。
それは、自分が得てきた経験体験から形成される判断基準と向き合わなくてはいけません。
そして、その経験体験から自らの判断基準を作り出してきたことが、実は不完全なんだと言うことを知り、不完全な判断基準を超えた基準、それはつまりお互いの判断基準をゼロ化したところ”無の境地”に行かなくてはならないのです。
無の境地に行くことによって、自分の観点固定から自由になり、また相手の観点に入ることもできます。お互いの観点にとってwin-winになれる新しい方向性を見いだすことができるのです。
このように全ての問題の源泉は人間関係の問題から来ています。その問題を突破するためにも、判断基準から自由になっていくことが必要です。そのような教育体系は、今出来上がっているでしょうか?
21世紀日本がすべきこと。それはすべての観点を融合させることができる日本の和心教育体系化し、世界に発信していくことではないでしょうか。
以上ご静聴有り難うございました。